JR鹿児島中央駅
05:40発
  
 ↓

JR宮崎駅
08:16着
12:23発 

 ↓

JR志布志駅
14:52着

 ↓

志布志港
17:55発

 ↓ 


2008年7月9日(水) 晴れ  

往復フェリー 九州満喫きっぷで行く九州横断縦断特別急がない旅

宮崎一の名所に行くの巻

 フェリーさんふらわー乗り場のある鹿児島県の志布志港まで 鹿児島県の鹿児島市から行く方法は 一日一本の連絡バスか路線バス(前回は鹿屋の自衛隊基地のゼロ戦を見学したりしたが)かJR。今回は九州満喫きっぷがまだ1日分残っているので JRでの移動。

鹿児島中央駅から宮崎駅まで日豊本線で行き 宮崎駅から志布志駅までは日南線で向かう。ちと不便なのだ。

せっかく宮崎県まで行くのだから 何処か名所にでも行こうかなぁと思いガイドブックを見ていたら「そのまんま宮崎県庁ミニツアー」があることを発見。個人の一般来場者向けに毎週水曜日11:00のみだけれども開催中で 当日集合場所に集まればよいということで たまたま運よく参加できそうだ。


朝5時朝食
チェックアウト後 交差点の向かいにある高見馬場食堂に向かう。この食堂24時間営業なのでこんな時間でも朝食が食べられるのだ。
前日ホテルの方に朝食は何時ですかと聞かれて5時ですと答えたらびっくりしていたが 事前に連絡しているらしく 早朝からおいしい和食を頂く。なかなか良いアイデアだと思う。廻りのお客さん 朝帰りか勤務明けのおねいさん達や酔っ払って寝ているオジサンとか普段お目にかかれない面白そうな雰囲気が漂う。

鹿児島中央駅まで徒歩で10分。
路面電車もバスもまだ動いていないのだ。

鹿児島中央駅自体は初めてではないが このような近代的なビルというのは雰囲気が無いなぁ 昔の駅舎の方が旅行者から見れば良かったなぁと。

無事5時40分発の宮崎行きに乗れた 遊ぶときは絶対寝坊しないのは不思議だなぁ。

時間が時間なだけに 当初車内は混んでいないが 次第に学生が増えだして車内は満員状態に。ローカル線はやはり学生の足として使命があるのだ。

たまには若い人の話を聞くのも面白いし 女学生が東国原知事のような宮崎弁で会話しているのを聞くと宮崎に来ているのだなぁと実感できたりする。

宮崎駅に到着 
志布志行きの電車は12時23分 今は8時16分 県庁には11時集合ということで時間はあまり無いので 近くの宮崎神宮に向かうことに 宮崎駅の次であったし。

駅から徒歩 朝の9時前なのに暑い

参拝後 バスで県庁に向かおうと思い(JRの駅まで歩くのが嫌なので)バス停に向かうが 市内均一料金でないので幾らなのかわからないし どこで降りたらよいのかわからないのであきらめてJR駅に向かう。宮崎の繁華街は南宮崎駅(バスターミナルとかもあり そういえば乗ってきた電車 南宮崎駅で長い時間停車していたなぁ)のようでだ。

宮崎駅から徒歩で県庁に向かう。
まだ集合時間には時間があるが集合場所に行くと 警備員の方が暑いから涼しい県庁内のクーラーの効いた県民室で休んでいてくださいと優しいお言葉。新聞があったので読んでいたら 地元岐阜の飛騨牛偽装事件の記事が載っていた 宮崎のローカル紙にだ。


宮崎には宮崎牛というブランドの牛肉があり 飛騨牛がどのくらい流通されているのかは知らないけれども 丸明で購入した被害者が大勢いるのならばこの記事はわかるのだが どうしてこんな記事がこんな場所の新聞に こんなに大きく載せているのか理解できなかった。まさか宮崎牛もやっていて警告のための記事なのかなぁと勘繰りたくもなるなぁ。宮崎県の方にもっと大切な記事が無かったのかなぁ。 

 本来は宮崎県内のホテルで20名以上で宿泊したバスツアーが対象のこの県庁ツアー 先着順ということで今 予約したら来年の1月とのことらしい大反響なのだが 一般の方は毎週水曜日の11に集まれば誰でも参加できる。もちろん無料。
 宮崎はココ Tシャツを着た若い新入職員さんが一人でフル回転 説明も商売もうまい。

今日は知事は県内の某所に出かけていて留守であったが たまたま副知事が公用車で出かけるため表に出てこられて 知事ではないが副知事を見ることはできた。ツアー参加者が「副知事!」なんて声援をかけたので副知事がはにかんでいた ガイドさん曰く 普段は知事の影で声をかけられたことが無いので 内心喜んでいたようです 鋭い!

そういえば最近 岐阜県庁なんていつ訪問したかなぁと思いつかないのだが なぜか宮崎県庁内に今いる。不思議なものだ本当に。

まずは県庁の建物の説明 建物の前の庭に生えている植物の説明 中の階段の大理石の中の化石の説明等を聞いて2階に。

いよいよ知事室の前へ さすがに中は公開していないが 東国原パワーを少々頂いた気分。

知事が代わるだけでこれだけ こんなに代わるのなら岐阜県の知事も代わってほしいなぁ とは思うものの岐阜県出身のタレントとなると マリック(お金が降って沸いていいかも) 格闘家の角田さん(腕力なら全国一か) 清水ミチコさん(お笑いならば東国原さんと互角か) 岡田奈々さん(全国一の美人知事) 野口五郎(全国で一番カラオケのうまい知事) ガチョーンでおなじみの吉田君のおとうさんは飛騨牛ではないから駄目か 人選は難しいなぁ。

ツアー終了後 物産館でマンゴーを購入 マンゴーといっても2個で18000円もする本物ではなくてマンゴーゼリーだけれども 東国原という焼酎も購入 これが後々重かった。(僕はお酒は飲みません 美人とならば・・)

時間もお昼 有名な地頭鶏を食べたかったが 吉野家のようにふらっとは入れて お値段もリーズナブルならばよいのだが そのような店が見つからず よくテレビに出るような料理屋さんでは予算オーバーかも。駅のそばのファミレスランチを食べた。電車の時間もあり時間が無かったのも理由。 


予定通りの 12時23分発の志布志行きに乗車出来た これで大阪まで帰れるぞ。

種田山頭火も訪れた志布志駅 

あそこまでまだ歩かなければ・・・トホホ

さんふらわのシンボルマーク

これぞ大部屋 枕投げも十分出来るのだ

さらば九州 アイシャルリターン

JR日南線
途中には名所の「青島」があり車窓からは鬼の洗濯板が見えたり 山があったり また海が見えたり 宮崎空港があったりと 風光明媚な鉄道。廃線にならないことを祈る。
終点の志布志駅も無人駅になっていた。寂しい終着駅。今回の九州の鉄道の旅はココで終了。

 フェリーの出発までにはまだ十分時間があるが 次の電車ではフェリーの出発にぎりぎりで ここから港までタクシーで飛ばせば間に合うとは思うが余分の出費はしたくないし乗れなかったら一大事。

 前回も行った高校のそばにあるショッピングセンターに行こうかなぁとも思ったが 暑いのでそのような元気も無く 駅前のショッピングセンターで本の立ち読みと安いポロシャツがないか見て回る。ここは本屋さんに服屋さん スーパーに100円ショップに宝くじ売り場もあるので便利。明日の朝食としてパンを購入 十分涼んでフェリー乗り場に向かう。駅にはタクシーが居たが電車から降りてきたのは僕だけでは当て外れであったようだ。

 本当はタクシーに乗りたかったが 今回の旅はエコな旅 タクシーはCO2・・・ というよりも節約なのだ。そんな行動をお天道様は見ていたのか 途中で100円玉を拾う。お金を拾うなんて何年振りだろうか ただ自販機のジュースは120円なので20円足りませんよお天道様。次回は500円玉でお願いいたします。

暑い中歩く こんなに遠かったかなぁと思うが 今からタクシーにも乗れないので歩くしかない 通るトラックもくさい排ガスはプレゼントしてくれるが 乗ってくかなんて言葉は無い。全然無い 逆に乗られそうになるのが落ち。


久しぶりの志布志港乗り場 建物も売店も昔のまま 懐かしい。
前回のフェリーは「さつま」今回は「きりしま」同じ造りのようだ。


乗船は人間のみの方からだから一番最初に乗船出来た。今回ももちろん特等船室ではなくて二等船室で 今回は30畳ぐらいある畳敷きの大部屋で 往きのような狭い部屋でないのは。指定席ではなくて自由席であったから一番初めに部屋に到達したから場所選び放題 一番奥のポープポジションをゲット。ここに陣取ると寝ていても人の行き来が無くてぐっすりと寝ることが出来るだろうとの考慮からだ。

出航作業を見ながら九州を離れる。
まさか又このフェリーに乗れるとは 前回乗船したときは思ってもいなかった。二度あることあ三度あるかなぁ 又乗るときまで頑張っていてね 宮崎〜大阪間のフェリーが無くなったようですから。


出航してからはマズ腹ごしらえ 夕食 もちろんバイキングでいっぱい食べて 明日の朝食はパンの予定。メニューはたいしたものは無いが ここは海の上 刺身など無いのは不思議なれどバイキングだからどうしても生ものは無理なのだろうなぁ。

今回は長年の念願であったフェリーのバイキングでのカレーを食べることが出来た。バイキングの場合なかなかカレーなど食べるのがもったいないと思えて高価そうな物ばかり食べてしまうので 満腹になりなかなか食べるチャンスがなかったが 今回は早めに食べてみた。そんな物食べてるのは僕だけかと思ったが結構な人が食べていたのには驚いた。旨かった。

初めのうちはデザートはメロンであったが メロンがなくなるとスイカになった。メロンが嫌いな僕には好都合 早速スイカを取りに行く。後はケーキにホットコーヒーにと満腹 元は取ったかなぁ。


お風呂に入り就寝。
このフェリーは映画も無くて 食べたら寝るだけで少し寂しい。

往きに乗った新造船のフェリーの寝心地の悪さに比べると このフェリーは快適。畳敷きが振動を吸収しているのか 変な振動は無くて 太平洋を通るが大きな揺れも無く良く寝ることが出来た(多少疲れもあったかもしれないが)。